請求書カード払いで即日振込はできるか|対応サービスと申請タイミングで分かれる

条件付きで可能

請求書カード払いで即日振込は可能だが、対応サービスは限られる。申請の時間帯や曜日によっても翌営業日以降にずれる場合がある。

「最短即日」の表記があっても、常に当日振込が保証されるわけではありません。サービスごとの条件を確認してください。

請求書カード払いで即日振込に対応しているサービスは存在します。ただし、対応サービスは全体の一部であり、申請の時間帯や審査状況によっては翌営業日以降になる場合があります。

この記事では、即日振込に対応しているサービスの条件と、「本当に今日中に振り込まれるのか」を判断するための確認ポイントを整理します。

※ あなたの事業形態・カードブランド・金額・期限の組み合わせで判定は変わります。条件ごとの判定は6問診断で確認できます。

請求書カード払いにおける「即日振込」の仕組み

請求書カード払いの基本的な流れは、利用者がカードで決済 → サービス事業者が取引先へ振込、という2段階です。このうち「即日」とは、後半の「取引先への振込」が申請当日に実行されることを指します。

カード決済自体はオンラインで即座に処理されますが、取引先への銀行振込には事業者側の処理が必要です。この処理スピードがサービスごとに異なるため、即日振込の可否はサービス選びで決まります。

ただし「最短即日」と記載されていても、以下の条件で翌営業日以降にずれることがあります。

即日振込がずれる主な要因
要因 内容
申請時間の締切 多くのサービスには当日振込の申請締切があります。たとえば「16:00までの申請完了」が条件のサービスでは、16:01以降の申請は翌営業日扱いになります
初回利用時の審査 初めて利用するサービスではアカウント開設や本人確認(KYC)が必要です。審査に1〜3営業日かかる場合があり、「初回で即日」はサービスによって難しい場合があります
エビデンス確認 請求書や取引内容の確認が都度行われるサービスでは、書類の不備があると振込が遅れます
土日祝・銀行休業日 銀行振込は原則として銀行営業日に限られます。ただしラボルのように24時間365日対応のサービスもあります

即日振込に対応しているサービスと条件

請求書カード払いラボの調査(25社対象)で、即日〜当日の振込に対応しているサービスは以下のとおりです。「最短即日」の表記があるサービスのうち、条件が比較的明確なものを整理しました。

即日〜当日振込に対応するサービス(2026年3月時点)
サービス 振込スピード 実質手数料率 最低手数料 条件・注意点
ラボル カード払い 最短60分 3.0%(非課税) なし(最低利用額1万円) 24時間365日・土日祝対応。都度エビデンス確認あり。JCBは3.5%
Fintoカード後払い 最短当日 2.75%(税込) 1,400円(税別) 16:00申請完了が条件。最低手数料が高めで少額利用に注意
INVOYカード払い 振込日指定可(最短当日) 3.0%(非課税) 300円(非課税) 振込日を当日〜30日後の範囲で指定可能。即日保証ではなく指定日対応

上記以外にも「最短即日」と記載されているサービス(NoBill、オクラス、弥生等)はありますが、振込までの実質的な所要時間や条件が公式情報からは詳細に確認できないものもあります。当日中の振込が必要な場合は、公式サイトで最新の対応状況を確認してください。

翌営業日以降のサービスとの違い

即日対応でないサービスの振込スピードは、翌営業日〜5営業日です。参考として主要サービスの振込スピードを整理します。

主要サービスの振込スピード比較
振込スピード 対応サービス
最短60分 ラボル カード払い
最短当日 Fintoカード後払い、INVOYカード払い(振込日指定)
最短翌営業日 支払い.com、フリーウェイ、LP 請求書カード払い 他
2〜3営業日 DGFT、INVOY(通常)、マネーフォワード 他
3〜5営業日 オリコOBS、NP掛け払い 他

翌営業日で間に合うなら、手数料率やカードブランドの条件で選べる幅が広がります。即日にこだわる必要がなければ、振込スピード以外の条件を優先したほうが合理的です。

即日対応サービスの手数料負担

即日対応サービスの手数料を具体的な金額で比較すると、最低手数料の影響が大きいことがわかります。

支払い額ごとの手数料比較(即日対応サービス)
支払い額 ラボル
(3.0%・最低なし)
Finto
(2.75%・最低1,540円)
INVOY
(3.0%・最低300円)
5万円 1,500円 1,540円 1,500円
10万円 3,000円 2,750円 3,000円
30万円 9,000円 8,250円 9,000円
100万円 30,000円 27,500円 30,000円

5万円以下の少額ではFintoの最低手数料1,540円(税込)が割高になります。10万円以上ではFintoの手数料率2.75%が効いてきます。ラボルとINVOYは手数料率が同じ3.0%ですが、ラボルは最低手数料なし(最低利用額1万円)、INVOYは最低手数料300円という違いがあります。

さらに詳しい金額比較は手数料シミュレーターで確認できます。

今月の判断:即日が必要かどうかで分かれる

請求書カード払いで即日振込が必要かどうかによって、判断は以下のように分かれます。

即日振込の利用判断まとめ
判定 あなたの条件 補足
利用できる 今日中に振込が必要で、Visa/Mastercardを持っている ラボル(最短60分)またはFinto(最短当日)が条件に合います
利用できる 振込日を自分で指定したい INVOYの振込日指定機能が合います(当日〜30日後)
条件付き JCBカードしか持っていない ラボルは利用可能ですが手数料が3.5%になります。Fintoはセゾンブランドとして対応
条件付き 土日祝に振込が必要 ラボルは24時間365日対応。他のサービスは銀行営業日のみ
条件付き 即日は不要だが、翌営業日で間に合う 即日にこだわらなければ手数料率2.7%〜のサービスも選択肢に入ります
利用が難しい AMEXまたはDinersしか持っていない 即日対応サービスはAMEX・Dinersに非対応です。翌営業日以降であれば支払い.com(AMEX)、DGFT(Diners)が対象です

「即日」が必須条件なのか、「翌営業日でもよいのか」で選択肢は大きく変わります。振込スピードを最優先にすると手数料やブランド対応の幅が狭まるため、期限に余裕がある場合は翌営業日以降のサービスも含めて検討するのが現実的です。

次の一手

この記事では即日振込に対応しているサービスの条件を整理しましたが、振込スピード以外にも手数料率・対応ブランド・社保対応など、判断に影響する条件があります。

事業形態・カードブランド・支払い金額・期限の4条件から、即日対応サービスを含めた複数サービスの中で今回の条件に合うものを判定できます。

今回の条件に合う支払い方法を確認する

6問・約1分で完了します。診断結果に応じて、条件に合うサービスを提示します。

よくある不安

初めて利用するサービスでも即日振込は可能ですか?

サービスによります。ラボルは初回でもエビデンス(請求書等)の確認が取れ次第、即日振込に対応しています。一方、アカウント開設時に本人確認(KYC)が必要なサービスでは、審査に1〜3営業日かかる場合があります。急ぎの支払いが発生する前に、利用候補のサービスで事前にアカウントを開設しておくのが安全です。

即日振込の手数料は通常より高いですか?

請求書カード払いでは、振込スピードによって手数料率が変わるサービスは一般的ではありません。ラボルもFintoも、即日振込だから手数料が加算されるという仕組みではなく、通常の手数料率がそのまま適用されます。ただし、即日対応サービスの手数料率が他のサービスより高い場合はあります(例:ラボル3.0% vs フリーウェイ2.7%)。

振込名義は自社名にできますか?

サービスによって異なります。振込名義がサービス事業者名になる場合、取引先が「知らない名義からの入金」として処理を保留する可能性があります。即日振込で間違いなく取引先に着金させたい場合は、振込名義の設定方法を事前に確認してください。

土日祝日でも即日振込は可能ですか?

ラボル カード払いは24時間365日対応で、土日祝日でも振込処理が行われます。他のサービスは原則として銀行営業日のみの対応です。金曜夜や土曜に申請した場合、翌営業日(月曜日)扱いになるサービスがほとんどです。