ラボル カード払いは最短60分・土日祝も振込に対応し、最低手数料がない。ただしJCBは手数料3.5%で、AMEX・Dinersには非対応。
期限が迫っている場面で特に有力な選択肢です。JCBの場合はV/Mより手数料が高くなる点を確認してください。
ラボル カード払いは最短60分振込・24時間365日対応で、緊急時の資金繰り調整に強いサービスです。ただし、JCBはVisa/Mastercardと手数料率が異なり、American Expressには対応していません。
この記事では、あなたの条件でラボル カード払いが合うかを判断するために、手数料・対応ブランド・利用条件を整理しています。
※ あなたの事業形態・カードブランド・金額・期限の組み合わせで判定は変わります。条件ごとの判定は6問診断で確認できます。
ラボル カード払いの仕組み
ラボル カード払いは、株式会社ラボルとオリエントコーポレーション(東証プライム上場)が共同で運営する請求書カード払いサービスです。フリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービスで実績のあるラボルが、オリコのBPSP基盤を活用して提供しています。
仕組みは他のサービスと同様で、利用者が請求書の情報とカード情報を登録すると、ラボルが取引先への振込を立て替えます。カードの引き落としは通常の利用分と同じタイミングで行われるため、振込日からカード決済日までの期間(最大60日)、支払いを先延ばしにできます。
最大の特徴は振込スピードです。最短60分で取引先への振込が完了し、24時間365日・土日祝も対応しています。
主な特徴を整理すると以下のとおりです。
| 運営会社 | ラボル × オリエントコーポレーション |
|---|---|
| 手数料 | Visa/Mastercard:3.0%|JCB:3.5%(いずれも非課税) |
| 最低手数料 | なし(最低利用額:1万円) |
| 対応ブランド | Visa / Mastercard / JCB |
| 振込スピード | 最短60分(24時間365日・土日祝対応) |
| 支払い延長 | 最大60日 |
| 事前審査 | 原則なし(都度エビデンス確認あり) |
| 利用対象 | 法人・個人事業主(フリーランス含む) |
手数料は非課税のため、表示されている3.0%(または3.5%)がそのまま実質負担率になります。消費税が上乗せされるサービスでは「手数料3.0%+消費税=実質3.3%」のようにズレが生じますが、ラボルではその計算が不要です。
事前審査は原則不要ですが、支払いのたびにエビデンス(請求書等)の確認が行われます。融資のように一度審査を通せば繰り返し使えるタイプとは仕組みが異なる点は把握しておく必要があります。
使える条件と使えない条件
ラボル カード払いはカード発行会社の制限がなく、対応ブランドのカードであれば発行元を問わず利用できます。一方で、ブランドによって手数料率が異なる点と、American Expressには対応していない点は事前に確認が必要です。
対応カードブランドと手数料
対応ブランドはVisa・Mastercard・JCBの3種です。Visa/Mastercardは手数料3.0%、JCBは3.5%と、ブランドによって手数料率が異なります。
| ブランド | 手数料率 | 発行会社の制限 | 判定 |
|---|---|---|---|
| Visa | 3.0% | なし | 利用できる |
| Mastercard | 3.0% | なし | 利用できる |
| JCB | 3.5% | なし | 利用できる(手数料が異なる) |
| American Express | — | — | 利用できない |
カード発行会社による制限がない点は、ラボルの大きな特徴です。請求書カード払いサービスの中には「セゾン発行のみ」「三菱UFJニコス発行のみ」のように発行会社が限定されるものがありますが、ラボルでは楽天カード、三井住友カード、JCBオリジナルシリーズなど、どの発行会社のカードでも対応ブランドであれば利用できます。
注意が必要なのはJCBの手数料差です。Visa/Mastercardの3.0%に対してJCBは3.5%と、0.5ポイント高くなります。JCBカードしか持っていない場合でも利用は可能ですが、手数料の差は金額が大きくなるほど影響します。具体的な差額はセクション4で計算します。
事業形態の対応
| 事業形態 | 請求書払い | 社会保険料の支払い |
|---|---|---|
| 法人 | ○ | × |
| 個人事業主・フリーランス | ○ | × |
法人・個人事業主どちらも請求書の支払いに利用できます。社会保険料のカード払いには対応していません。社会保険料もカードで支払いたい場合は、社保対応のサービスを選ぶ必要があります。
利用にあたっての注意点
ラボルには以下の利用条件があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低利用額 | 1万円(1万円未満の請求書は利用できない) |
| 都度エビデンス確認 | 支払いのたびに請求書等の書類確認が行われる |
| American Express | 非対応 |
最低利用額は1万円です。最低手数料の設定はありませんが、1万円未満の少額請求書には対応していない点は把握しておく必要があります。
また、事前審査は原則不要ですが、利用のたびにエビデンス(請求書等)の確認が行われます。書類の準備が必要になる分、カード情報だけで即時利用できるサービスとは手順が異なります。ただし、確認後は最短60分で振込が完了するため、書類が手元にあればスピードへの影響は限定的です。
実際の手数料と支払い例
基本の計算式
ラボル カード払いの手数料はカードブランドによって異なります。
Visa / Mastercard:支払い金額 × 3.0%= 手数料
JCB:支払い金額 × 3.5%= 手数料
いずれも非課税のため、表示されている手数料率がそのまま実質負担率になります。「手数料+消費税」の計算が不要な点は、コスト計算をシンプルにしたい場面でメリットになります。
金額別の手数料シミュレーション
| 支払い金額 | Visa/Mastercard(3.0%) | JCB(3.5%) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 3,000円 | 3,500円 | 500円 |
| 30万円 | 9,000円 | 10,500円 | 1,500円 |
| 50万円 | 15,000円 | 17,500円 | 2,500円 |
| 100万円 | 30,000円 | 35,000円 | 5,000円 |
取引先には請求書の満額が振り込まれます。手数料は利用者側の負担であり、取引先には手数料の存在は通知されません。
JCBとVisa/Mastercardの差は0.5ポイントですが、100万円の支払いでは5,000円の差になります。JCBカードしか持っていない場合は利用自体に問題はありませんが、Visa/Mastercardも選択肢にあるなら手数料面では有利です。
非課税と課税の実質負担の違い
ラボルの手数料は非課税です。請求書カード払いサービスの中には、手数料に消費税が加算されるものがあります。同じ「3.0%」でも課税・非課税で実質負担に差が出ます。
| 非課税のサービス | 課税のサービス | |
|---|---|---|
| 手数料率 | 3.0% | 3.0%+消費税 |
| 10万円の手数料 | 3,000円 | 3,300円 |
| 実質負担率 | 3.0% | 3.3% |
10万円で300円、100万円では3,000円の差になります。手数料率の数字だけで比較すると見落としやすいポイントのため、他のサービスと条件を比べる際は課税区分も含めて確認することが重要です。
※ ポイント付与の扱いはカード会社の判断により異なります。ラボル カード払いの利用分がポイント対象になるかどうかは、お使いのカード会社に確認してください。
今月の判断:振込スピードが必要かで分かれる
ここまでの条件を整理すると、ラボル カード払いの利用判断は以下のように分かれます。
| 判定 | あなたの条件 | 補足 |
|---|---|---|
| 利用できる | Visa/Mastercardを持っていて、振込を急ぎたい | 手数料3.0%(非課税)・最短60分振込。条件が最も揃ったパターンです |
| 条件付き | JCBカードしか持っていない | 利用は可能ですが、手数料が3.5%になります。金額が大きい場合は差額の確認を |
| 条件付き | 振込スピードは重視しないが、手数料の安さを優先したい | 手数料3.0%は低い水準ですが、キャンペーン適用で下回るサービスもあります。手数料シミュレーターで確認できます |
| 利用が難しい | American Expressのカードしか持っていない | ラボルはAMEX非対応です。AMEX対応のサービスを選ぶ必要があります |
| 利用が難しい | 社会保険料をカードで支払いたい | ラボルは社保に対応していません。社保対応のサービスを選ぶ必要があります |
ラボル カード払いの強みは、最短60分・24時間365日対応という振込スピードです。「今日中に振込を完了させたい」「土日祝だが月曜まで待てない」といった緊急性の高い場面では、他のサービスでは対応が難しいケースでもラボルなら間に合う可能性があります。
一方、振込を急ぐ必要がなければ、手数料やブランド対応の幅で他の選択肢も検討する余地があります。手数料の比較は手数料シミュレーターで確認できます。
次の一手
この記事ではラボル カード払いの条件を整理しましたが、手数料・対応ブランド・振込スピードなどの優先度は、あなたの事業形態や今月の状況によって変わります。
事業形態・カードブランド・支払い金額・期限の4条件から、ラボルを含めた複数サービスの中で今回の条件に合うものを判定できます。
6問・約1分で完了します。診断結果に応じて、条件に合うサービスを提示します。
よくある質問
取引先にラボル カード払いを使ったことはバレますか?
原則として取引先には通知されません。ラボルが利用者に代わって取引先の口座に満額を振り込む仕組みのため、取引先が受け取る入金は通常の銀行振込と同じ形式です。ただし、振込名義が通常と異なる場合に取引先が気づく可能性はゼロではないため、気になる場合は振込名義の設定を事前に確認しておくと安心です。
最短60分で本当に振り込まれますか?
公式サイトでは「最短60分」と案内されています。24時間365日・土日祝も対応している点は他のサービスにない特徴です。ただし、利用のたびにエビデンス(請求書等)の確認が行われるため、書類の内容や提出タイミングによっては60分を超える場合があります。振込を急ぐ場合は、事前に必要書類を準備しておくことでスムーズに進められます。
フリーランス・個人事業主でも使えますか?
使えます。ラボル カード払いはフリーランス・個人事業主の利用を主な対象としています。法人カード・個人カードの区別による利用制限もなく、対応ブランド(Visa/Mastercard/JCB)のカードであれば発行会社を問わず利用できます。ただし、社会保険料の支払いには対応していないため、社保をカードで払いたい場合は別のサービスを検討する必要があります。
JCBカードだと手数料は変わりますか?
変わります。Visa/Mastercardの手数料が3.0%であるのに対し、JCBは3.5%です。いずれも非課税のため、表示どおりの手数料率が実質負担になります。10万円の支払いでVisa/Mastercardなら3,000円、JCBなら3,500円です。JCBカードしか持っていない場合でも利用自体に問題はありませんが、金額が大きい場合は差額を確認したうえで判断してください。
公開日:
最終確認日:2026年2月(手数料率・対応ブランド・振込スピード・利用条件を公式情報で確認)
情報ソース:ラボル カード払い公式サイト
※ サービスの条件は変更される可能性があります。利用前に公式サイトで最新情報を確認してください。
